特に何も考えずに顧客の前で100円ペンを使っている・・。それだけで損してます。
こんにちはfortyです。
普段何気なく使っている会社支給の文房具。
出来る営業マンほど使っていないことにお気づきでしょうか?
出来る営業マンほど身につける物にこだわっている事は周知の事実ですが、普段使いするボールペン等の小物にも目が行き届いているものです。
今日は100円ボールペンを使っていたことによって実際に〇千万円の契約が流れた例を交え、100円ペンを使うデメリットをお伝えします。
①100円ペンを使うメリット&デメリット
メリットについては大して書く必要もないと思いますが、あえて言うならば会社から支給されることによる「節約」くらいではないでしょうか?
1、顧客に対して失礼
2、自分の評価を下げてしまう
3、潜在意識に悪影響
特に3、についてはちょっとよく分からないと思いますが、順に説明していきます!
【1、顧客に対して失礼】
例えば、あなたがお洒落なショップでウン万円のバッグとかを買い物をするときにクレジットカードを出し、サインのために店員が差し出してきたボールペンが「100円」のペンだったらどう思うでしょうか・・?
デパートでもレストランでも、今時100円ペンをお客さんに使わせようとするところって探してもなかなか無いです。
そういった事に気がつかずに顧客(エンドユーザーであれ法人であれ)に100円ペンを使わせてしまっているようであれば、極論かもしれませんが「失礼にあたる」という事を認識しましょう。
もし会社単位でそのような事になっているのであれば、せめて自分だけでも気遣いをするべきです。
【2、自分の評価を下げてしまう】
大半のお客さんは100円ペンを差し出されたところで何も言いません。
が、心の中ではきっと「残念に思っています」。
また、それを疑いもせずに行っている正面のあなたに対しても「残念に思っています」。
また、「この程度のレベルの会社(店)か・・。」とも思っているかもしれません。そう思ったお客さんが果たしてまたリピートするでしょうか?
安易な対応をされたほうからすると、それをした人間もまた、安易な人間と見ます。つまり、あなたの評価が下がってしまうのです。
【3、潜在意識に悪影響】
ちょっと難しかったり苦手な分野の方も多いと思いますので簡潔に言いいます。
「安いものを使っている私=私には安いものが相応しいんだ」
こういう考えが、あなたの潜在意識に刻み込まれます。
潜在意識に善悪の区別は無いので、刷り込まれたものをそのまま現実に投影しようとし、あなたの日々の行動に現れてきます。
はい、「ちょっと怪しいぞこいつ・・。」と思う方もおられると思うので、このへんにしておきましょう(笑)。
②実際に大口の契約が飛んだ例
実際に私の同僚にあった例です。
私が働いている不動産業界では下は〇百万円から上は〇億円という契約金額です。最低でも数百万円からの契約なので、即契約とは行きません。
ある時に同僚が富裕層の顧客との契約時に書類の読み合わせが終わり、あとはサインをするのみ。という段階でのことでした。
同僚は何の疑いもなく、普段から使っている100円ボールペンを上着の胸から取り出し顧客に差し出しました。
その時に顧客から言われた一言。
「〇千万円もする契約なのに文房具を使えってこと・・・?」
さっきまで温厚だった顧客の顔はみるみる怒りに染まり、場の空気が凍えたそうです。そして・・・
「普段からそんなモン使ってんですか?あなたサービスが仕事ですよね??悪いんだけど、そのようなサービスしか出来ないレベルの低い人間とは契約したくないです。キャンセル!帰ります。」
契約が目の前で消えたほんとの話です・・・。
翌日に同僚は1万円のボールペンを購入しました(笑)。
③飲み会を2回我慢してペンを買いましょう
もしあなたが新人や若い営業マンであれば、3,000円の物でも良いと思うので、ちゃんとしたボールペンを1本買っておきましょう。
インクが切れたらその都度交換するタイプです、PARKERなら3,000円くらいからのモデルを揃えてます。最近だとLAMYなんかも格好良いですね。
あなたが社歴数年の中堅どころの営業マンであれば思い切って1万円以上するボールペンを1本は持っておきましょう。
飲み会を2回だけ我慢するだけで長く使えるペンが買えます!
PARKERやCROSSやWATERMANなんかも良いです。
新人にしろ中堅にしろ「予算が許す限界くらいの物」を買っておきたいところです。数千円のペンでも勿論良い物は沢山ありますが、いずれ飽きてきて買い足すことになります。
これが数万円のベーシックなデザインのペンだと中々飽きたりせず、想像以上に長く使えるのです。
④オススメは2本持ち
私のオススメは2本持ちです!
1本目は普段使いするペンで、完全に実用性重視です。
あくまでも実用性重視なので「多機能ペン」となります。
「黒、赤、青もしくはシャープペンシル」が使えるものです。
私が使っているのは日本のメーカーでゼブラの「SHARBO(シャーボ)」というペン。値段は3,000円から10,000円くらいのラインナップ。
多機能ペンですが、うっかり顧客に渡しても大丈夫なクォリティーです。
(米国メーカーの「CROSS」もオススメです。)
「SHARBO(シャーボ)」シリーズは一度使うと便利すぎてこれまでに7本くらい買い換えてます。デザインも色々あり、便利で買いやすいお値段ですよ!
デザインが次々と出てくるので1年に1回ずつ買ってます。
もはや浪費ですが・・・。
最近は下の写真の「Xシリーズ ボルドー」がオススメです、スロットが4つ付いているので「黒、赤、青、シャープ」を持ち運べます!
2本目は普段使いも出来るけど、主に契約用です。
赤ペンやシャーペンを使わない人ならこっち1本で充分に事足りますね。
下のモンブランのベーシックデザインのペンは14年も前に買ったものですが、いまだに飽きずに使っていられます。きっとこれから先も何年も使い続けていくと思います。まさに「一生もののペン」です。
⑤ホテルのペンを持ち出さないでください(笑)
「高くなくても良いからさ、ちゃんとしたペンを1本用意しておこうね」と部下に言った後日に、さっそく1本用意してくれたみたいですが、ペンの側面に「〇〇ホテル」と刻印が・・・。
これは絶対にやってはいけないNGです!
ちゃんとした人なら、まず軽すぎることと書き心地で即効「安物」とばれます、ましてや「〇〇ホテル」とか刻印されていたらあなたの人格まで疑われますから(笑)。
出来る人は自身の使う小さな小物まで「さり気なく良い物」を使っています、とはいえ身の丈を超えるような高級でなくても良いのです。
大事なのは「気を遣っている」という事がわかればそれだけで顧客からのポイントもアップします。
こういった小さな部分での自己投資も大事ですね!
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