こんにちはfortyです。
雑誌で【過剰な責任感は毒になる】というコラムを読んでいて、大いにうなずける部分が多々あった為、自分の体験を交えて「心の病」について書いてみようと思いました。(一部記事抜粋します)
①「心の病」に罹りやすい人の思考
~自分で自分を追い詰めてしまいやすい人は「全般性不安障害」や「強迫性障害」と診断されることもある。~
常に不安で心配なため、身体、日常生活にも支障が及ぶ。
動悸やめまい、慢性的な不快感を伴う等の症状。
無意味と分かっていてもその行動や思考を止められなくなる。
家のカギの閉め忘れを何度も確認したり等。
①良くないことが起こるのを避けなくてはならない!
②良くないことが起きたのは自分のせい!と考え自分を責める
③問題を解決する方法をとことん考え抜かなくてはいけない!
②自分にあてはめて考えてみました
1000文字にも満たないくらいのコラムでしたが、読んだあとに思わず自分にあてはめて考えました。
数年前の話ですが、私も「心の病」に罹っていました。
当時の私は「会社が拾ってくれたから!」や「この社長と会社のために!」とか、いわゆる「会社愛」が半端じゃない人でした。
なので、特に中間管理職となってからの思考は常に
「業績を落としたら切腹する、その位の覚悟でやる」と。
それはそれは熱く、うっとうしい程暑苦しく燃えてました。
そんなメンタルだから当然【心の病に罹りやすい人の思考】そのまんまです。
①良くないことが起こるのを避けなくてはならない!
いつも「あの案件が無くなったら・・・」
「今月の数字がこれくらいで終わってしまったら・・・」等、
起こってもいない不安や心配に囚われ過ぎる毎日を送っていた。
②良くないことが起きたのは自分のせい!と考え自分を責める
「あの件がダメになったのは俺があの時もっとこうしていれば・・」
「ああ言っておけば何とかなっていたかもしれなかったのに・・」
「俺は何てダメな奴なんだ!!」と。(今思うと超ウザイ人)
③問題を解決する方法をとことん考え抜かなくてはいけない!
「会社の期待を裏切らないために、俺はいつでも業績のことを考え続けていなければならないんだ!」
「常にどうすればもっともっと業績を伸ばせるかを考え続けないといけない!」と。(もう病気だわこれ)
こんな感じで、たとえ良い結果で終えた月であっても
「来月の数字はどうするか!?どうするどうするどうする!?」
「来月の案件が少ない、やばい!やばい!やばいyo!」
とか考えてました。
感覚としては、自分の思考や態度を常に誰かに見張られていたり、試されているような感覚で、自分はいつも悩み苦しんでいないとならない。という精神状態なのです。
③「心の病」が引き起こす弊害
自分の体験でしかお話できないのですが、このような「心の病」に罹っていた結果、数年後には心身に若干のステータス異常が出てきました。
【ステータス異常① 睡眠障害】
なかなか寝れなくてドリエル服用は当たり前、だんだん効かなくなってきたのでデパスを服用して眠る毎日。
市販の睡眠改善薬。 かなりライトな感じなので気軽に使える
病院で処方してもらう。 神経症、睡眠障害の改善、抑うつ、 等さまざまな効能。効果は強いが副作用もある。
【ステータス異常② 円形脱毛症】
最初は5円玉くらいの大きさが一つだけでしたが、最大で500円玉の大きさの物が3つ出来ました。
幸いちょっと長めのヘアスタイルの時だったので上手く隠せて(?)いたのですが、後ろから見られるとデンジャラスだったので背後を誰にも取らせないようにゴルゴ13みたいな生活を送ってました。
【ステータス異常③ 過食症と家庭崩壊】
家庭崩壊については、これだけを理由にするわけではないですが、遠因となっていたのは確かです。
前述したとおり「常に自分は苦しんでいなければならない」的な精神状態だったので休日もいかめしい顔して考え事したり、部下へ電話したり、いきなり会社行ったりとかの繰り返し。
当時の嫁さんもそんな男と一緒にいても何も楽しくなかっただろうし、当時の部下もたまったもんではなかったと思います。反省をし、今は休日の電話は一切してません。
そして過食症気味になり、自分史上初のデブとなったのもこの頃でした・・・。
何気に読んだコラムでしたが、自分に対する振り返りや反省を思い出したりする良いきっかけとなりました。
近いうちに、「心の病」を治すために取り組んだことについてを、書いてみようと思います。
「自責の念」は常に持っておくべきだと思いますが、
「過剰な自責の念や義務感」などは毒になりえますのでご注意を!
コメント