「心の病」を治すために、どんなことをしたか?(思考と行動)
前回に引き続き、今回は当時30代だったサラリーマン(私)が、どのようなことをして「心の病」を治したかを書きます。
①3つのステータス異常に対する治療法
1.睡眠障害
不安や心配ごとが手放せないという所からきているので、「思考を変えないといけない!」と思い、若干いいかげんな人間になろうと思いました。
【対策】→適度にいい加減な思考をするように心がけた。
・「業績が良くない状態でも、殺される訳ではないし、自分が切腹する必要も全くない。自分の店よりも全然業績が悪い人たちだって、普通に過ごしてるし。(きつく詰められてはいるけど)」と思うようにした。
・「自分が思っているほど、人は私のことを見ていない。自分が思うほど期待されていない。」と考えるようにした。
自分では「期待されているから頑張らなければ!」と思い込んでいたけど、本当は頑張っている自分を見て欲しかっただけであり、単に過剰な承認欲求だったということに気がつけました。
思考を変えるのと同時に、眠るための薬の服用頻度を徐々に減らしていき、飲まなくて寝れない日は目をあけて眠くなるまでひたすら起きていました。
「今日は寝れないから、明日は睡眠不足だな。まあいいや、だからと言って殺される訳でもないし、それが原因でクビになるわけでもない。」 こんな感じの思考にするようにして気を楽にしていた。
2.円形脱毛症
【対策】→素直に病院通いした。
それまでの自分だったら勤務時間中に病院に行くなんてありえなかったのですが、背に腹は代えられません。
朝の朝礼の一言でメンバーに言いました。
「ちょっと円形脱毛症の治療でこれからは週に2回ほど勤務時間中に病院に通うので、迷惑掛けるけどお願いします。 それと、俺の背後を取るのはやめてくれ。」と。
クリニックでは1回30分ほどの治療で、冷却スプレーとレーザーを500円玉ハゲの部分に照射する治療を行いました。
完全に治るまでに1年近く掛かりましたが、根気よく治療を続けて良かったです。
3.過食症
鏡の中の醜い自分を見て、さすがに気がつきました。
方法については過去記事に書いてあります。
【対策】→3ヶ月間必死でダイエット!
②新たに取り入れたこと【スピリチュアル】
心の病の治療も終盤に差し掛かってきたころに、自分の生活の中に新たに【スピリチュアル】を取り入れました。
この頃には独り身に戻っていたので、自分の時間がどばっと出来たことと、昔から興味のあったことなので、これを機にちゃんとやってみようと思ったのです。
やってみたスピリチュアル体験
ビートルズやジョージ・ルーカスも行っていた「TM瞑想(Transcendental Meditation)」から派生した瞑想。
現在は「ELM瞑想」と改名。
創始者はボブ・フィックス先生で元TM瞑想ティーチャー。
ヒーラーによる手かざしが中心のヒーリング。一生に一回のみ。
創始者は米国のカイロプラクター(医師)であるエリック・パール。
私の好きな本田健氏訳の本を読んだことがきっかけ。
「ザ・ゲート あなたのなかにすべてを癒す力がある」
手のひらをかざす治療法。本来持っているエネルギーの活性化や癒しを与えたり出来る。
元々の発祥は日本だが海外のほうがメジャー。
アメリカ、イギリス、インド等では「医療行為」扱い。
因みにイギリス等では「医療保険」も使え、インドでは「国家資格」に認定されている。日本では「臼井式」が有名。
いわゆる「催眠療法」。
普段思い出さない記憶や抑圧されている感情を潜在意識にアクセスし解放していく。トラウマの解消や、癒し、自己実現のため等、使い方は多岐にわたる。効果は施術者のレベルにも左右される。
スピリチュアル系体験の感想
どれも本当に面白かった!
②リコネクションと④ヒプノセラピーは受け身なのですが、リコネクションを受けた晩は夜中に半覚醒状態で頭頂部の中が振動し始めるという体験をしました。
これは現在瞑想を行っていてもときたま起こる現象ですが、一番最初のきっかけはリコネクション時に開いたのだと思います。
今も毎日の習慣として欠かさず行っているのが①フルフィルメント瞑想です。
毎朝起きたら30分間やります。かれこれ5年以上経ちますが、今となってはこれをやらないと一日が始まらないくらい大事な習慣となりました。
実はスピリチュアルに興味があるけれども、騙されるんじゃないかと心配で一歩目が踏み出せない方はかなり多いと思いますが、ぜひ身銭切って踏み出してみましょう、怪しい団体もあるとは思いますが、非日常の面白い体験が出来ます!
身銭切る以上は評判や料金を入念に下調べしてからにしましょう!
③「心の病」治し方、まとめ
「行動」することだと思いました。
身体を動かすだけではなく、新しい思考を取り入れる。
毎分毎秒、自分が考えていることを意識して変えていく。
これらすべて「行動すること」です。
ただ、すでに重症で自分から「行動」を起こすことが出来ないくらいの状態であれば、決して無理はせず「医師・医療の力」を借りるべきだと思います。
まだ自分から動くことが出来る。
すごく小さなことでも「行動」をおこせる。
ならば「行動あるのみ」です。
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる ーウィリアム・ジェームズー
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