役職や立場という物が外れることにより
相手の人間性がよく分かるし
自分が相手との関係性をどれだけ重視していたのかも分かる。
今日は、人のすごく両極端な反応が見れて
嬉しく感じたことと寂しく感じた事がありました。
長い有休期間を終え、本格的に動けるようになって数日。
同じ不動産業界で働くので、仲が良かった業者さんと連絡を取る。
「○○を退職しました、これからはこういう事をやっていきます。
○○さんとはこれからも仕事で絡んでいけると嬉しいです。」
のような内容の連絡を入れていくのですが、反応は様々。
嬉しかった反応としては日時を約束して事務所へ来てくれるという方や本音は分からないけれど応援してくれる人がいたこと。
反面、
「あ、そうなんですか・・・。(沈黙)
それじゃまた何かあったら・・。」
びびる位極端な反応・・・。
以前までは「○○さん!○○さん!」としょっちゅう大した用もなくプライベート携帯に電話してきたり、
頼んでもいないのにお土産を持って訪問してくれていた人が、だ。
これまでは「株式会社○○の支店長」という役職、肩書があったからでしょう。
ところがその肩書が外れた途端に彼にとっては
「有益でない人間」に格下げされたのでしょう。
この人は良く言えば「ドライ、ビジネスライク」なだけなのかもしれません。
ビジネス上とはいえ、いかに彼との関係性が希薄で薄っぺらい物だったかを思い知らされました。
偉そうに接していた憶えも無く、無礼な仕打ちをした憶えもないのですが
よく言われる
「殴ったほうは忘れるけど、殴られたほうはいつまでも忘れない」
というやつだったのでしょうか??
身に覚えが無く、謎です・・。
仮に私が彼に対して普通に接していたとするならば、
残る原因は「彼の人間性」です。
ちょっとショックでしたが、もう良いです。
もしもそんな人間性の人であれば今後お付き合いしていっても
早期に破綻するでしょうし、早めに分かって良かった。
と思います。
今日は、あらためて「会社の立場、役職という鎧」を着ていたことかを実感した日でした。
これからは「役職、立場」ではなく
「人から選ばれる人間性」というものを磨いて勝負して行かないとならないようです。
大げさかもしれませんが、
本当の友人はたとえ相手がホームレスになろうが友人である。
薄っぺらい関係は相手にとって有益でない人間になった瞬間に終わる。
といったところでしょうか。
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