キャンプ始める時に、「とりあえず買っておく道具」の一つとして
「ガスバーナー」があります。
しかし回数を重ねる毎に、段々と「もっと味のある道具」が欲しくなる
それが、
【アルコールストーブ】略して「アルスト」。
(*正式名称は「アルコールバーナー」)
手の中にすっぽりと収まってしまう大きさ。
約100グラムという軽さ。
真鍮製の少しひんやりとした心地よい温度感。
ベテランキャンパーの方々にはおなじみの【アルコールストーブ】
様々なメーカーから発売されているけど、一番ベーシックかつ、
真鍮製にこだわり【トランギア】を選択。
100年以上も変わらぬ姿で使用されているという。
火の取り扱いには要注意だし、火力調整の際に蓋をするときや消化の際にはグローブ必須、ガスバーナーに比べたら不便極まりないものだけど、
ファイアスターターで着火させる時に喜びを感じる。
火力は、建物内ならばかなり安定した強火が得られます。
【アルコールストーブ】を買ってからはフライパンセット、炊飯器を思い切って捨てて家でも毎日飯盒するという生活になりました。
結婚とか出来なそうなパターン・・・(笑)
コンロに比べるとすごく不便だけど、飯盒でも目玉焼きでも何でも出来る。
(*ただ、明るい所だと炎が全く見えないので要注意)
そして使うほどに真鍮に味が出てくるので・・・
「道具を育てていく喜び」があります。
【アルコールストーブ】を外で使う時には必要な物があります。
・風坊(ウィンドシールド)
・五徳
少し風がある日に屋外で使う時は風防が無いと、炎が安定しません。
当然ながら五徳も必須となります。
①風防
②五徳
③燃料用アルコール(ドラッグストアで購入可)
揃えるのが面倒なら、①と②が一緒になった「五徳兼、風防タイプ」を買うと良いです。
代表的な物として「バーゴ チタニウム ヘキサゴンウッドストーブ」
小さい枝や薪を使ってストーブとしても使える。
120gという軽量さで収納時のコンパクトさが秀逸な一品。
このように一枚板になっているのでキャンプ場でパーツを落としてくる心配も皆無、組み立ては説明書いらずの簡単さ。
燃焼効率がすごく良い為、かなり炎が大きくなります。
狭い家の中で使うのは少し危険、外専用にしたほうが無難です。
燃焼効率が良いということは、燃料の減りも早い=燃費が悪い ということにもなりますが、そんな小さなデメリットは気にならないくらいのアイテム。
1回目の使用でくっきりと青の焼き色が付きました。
すごく綺麗です。
真鍮の焼き色もチタンの焼き色も、ため息が出るくらい美しいので個人的には両方とも大好きですが、機能性重視なら【アルコールストーブ】もチタンを選択するのが良いと思います。
因みに【アルコールストーブ】を外で使う際には、地面の安定さが求められます。
テーブルの上に乗せて使用するならば、「耐火テーブル」である必要があります。
オススメは「エバニュー Alu Table / fire」です。
少し安い「light」という樹脂のモデルもありますが、耐火である「fire」のほうが使いまわし出来ると思います。
【テーブル】
「エバニュー Alu table/fire」
【アルコールストーブ】
「トランギア」
【五徳兼風防】
「バーゴ チタニウム ヘキサゴンウッドストーブ」
当分はこの組み合わせで行きます。
ガスバーナーは便利だけど、音がうるさいのと何より嵩張るというのが気になってました。
【アルコールストーブ】は不便だけど、ほぼ壊れないのとコンパクトで経年変化を楽しめる点が気にいってます。
以上、不便を楽しみたい人、ちょっとキャンプギアを入れ替えたい人にとっては買っておいて損のない【アルコールストーブ】を紹介してみました。
コメント