12月末頃に再びグループキャンプがあるので、現在「防寒アイテム」を買い揃えてます。
ヒーターについてはコンパクトなやつにするか、それとも汎用性の高い物にするか検討中ですが、アイテムを探すなかで非常に興味をそそる物があったので購入してみました。
【ハクキンカイロ】です。
おじさんマークが何ともレトロな感じのコイツですが、
なんとその歴史は戦前より前の1923年(大正12年)までさかのぼります。
今から100年近く前に発売され、これまで生き永らえてきた【ハクキンカイロ】、日本はもとより世界中で使用されているという
まさにベストセラーアイテム。
恥ずかしながら全く知りませんでしたが・・・。
ハクキンカイロは兵隊が使用していたり、南極観測隊の常備品としても使用されていたという、その歴史を知るほどにロマンを感じるアイテムです。
お値段も3,000円くらいと手軽、かつ半永久的に使える(パーツ交換は必要)となれば買わないなんて嘘でしょう??
早速アマゾンで【ハクキンカイロ ミニ】を購入。
光輝くボディが美しすぎる・・・!
【ハクキンカイロ ミニ】の大きさはカードサイズ!
薄い!週刊誌より少し厚みがあるくらい!
早速近所のドラッグストアにて燃料となる「カイロ用ベンジン」を購入。
ベンジンという言葉は聞いたことはあったけどせいぜい「理科の実験用の物」くらいの認識しかなかったので、本当にドラッグストアに売っているのかと不安でしたが「ウェルシア」で店員さんに尋ねると普通に置いてありました。
「ウェルシア」で1本350円位です。
500ml入りなのでだいたい1か月くらいは持つ計算。
①蓋と綿(プラチナ触媒)部分のキャップを外す②付属のカップを使いベンジンを注ぐ③カップを90度回転する(注入される)④蓋をつけて綿(プラチナ触媒)部分にライターを3秒位近づける
⑤付属のポーチに入れて完了
以下、写真付きで。
①蓋と、綿部分のキャップ(*本体上部の凹の部分)を外す。
②付属のカップを使ってベンジンを注ぐ
③付属のカップを90度回転させると本体に注入されていく
④綿部分(プラチナ触媒)のパーツを付けたらライターで少し炙る
⑤ライターで炙ったらすぐに熱くなってくるので付属のポーチに入れる
以上。
「使い捨てカイロ」の13倍の熱量とのことですが、本当だと思います。
本体は素手で持てない程ではないですが、かなり熱くなるのでポーチに入れて使用したほうが無難です。
後日、あまりの実力に感動し、友人に熱く語ったら
「使い捨てカイロで良くね?」と・・・
たしかに使い捨てカイロであればさっと開けて終わったらポイ出来る気軽さがあります。
対して【ハクキンカイロ】は毎回ベンジンを注ぐのとライターを使うという面倒くささがあるし、使い終わった後の荷物になるという不便さはあります。
しかし、利便性だけを見れば「使い捨てカイロ」ですが、「所有欲を満たしてくれる」という点では間違いなく【ハクキンカイロ】に軍配が上がります。
そして、長く使うならコスト面でも【ハクキンカイロ】でしょう。
冬のキャンプ場でも間違いなく活躍しそうなこのアイテムですが、
プレゼントとかで貰ったらかなり嬉しいアイテムではないでしょうか?
いつものバーでパシャっと。
まさかホッカイロだとはマスターでさえも思わないであろう・・・(笑)
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