キャンプ仲間の一人が「スウェーデン軍のパップテントが欲しい」と言い、パップテントの良さについてこんこんと説かれた結果。
【テントマークデザインの大炎幕】を購入してみました。
【パップテントとは】
・軍幕とも呼ばれていて、各国の軍隊で支給されていたテント
・重いけど風雨に強く、ポンチョとしても使える物もある
・サバイバル色が強いパップテントは厳しい環境にも耐えられる耐久性を持ち根強いファンが多い
この【テンマクの大炎幕】は今年の秋ごろにオールコットン製へとリニューアルされる為、現在のモデルは通常より1万円ほど安く購入出来ました。
素材は下で焚火をした際に火の粉があたりそうな前面側が燃えにくいコットン。
居室部分はポリエステルにし、軽量化を図っています。
とはいっても8kgちょいあるのでそれなりに重い。
だいぶ自己主張の強い収納袋に入っている。
設営に必要なモノは全て入っているので、そのまま使用出来ますが・・・
付属のペグはちゃちいので別途「鍛造ペグ」を用意した方が良いと思われる。
個人的にはガイロープの色が嫌なのでいずれ交換しようと思います。
今回は時間が無かったので河原で練習せずにキャンプ場へ行きました。
「ふもとっぱらキャンプ場」です。
この日は夕方に政府より「緊急事態宣言」がされました。
昼頃到着したのですが、コロナ騒動中の平日にも関わらず、結構人がいます。
説明書はあるけど、1回読めばなんとなく出来そうです。
あってるかな・・・?
後方部分はしっかりペグダウンしないとこのように隙間が出てしまいます・・。
完成。
結構広い。
最初は一人用の「炎幕」と迷いましたが、快適さを重視して【大炎幕】にしました。
室内の高さが150cmあるのでかなり快適です。
一人で使うには充分なスペースを確保出来ます。
ULキャンパーでないなら【大炎幕】が良いのではないでしょうか?
今回は混んでいたので、受付背中にして右端(国道の脇)のサイトを選びました。
新しいトイレには大分遠いけど、人が全くおらずなのでこちらも良かったです。
一番近いトイレは仮設トイレ。
ウォシュレットはついてないけど清潔です。
(新しく出来たトイレにはちゃんとついてます)
早い時間帯からそれぞれの焚火台を持ち寄って焚火。
真正面には夕映えの富士山・・・
ほんと解放感あって気持ちよいキャンプ場です。
とりあえず燃やしとこうか。
焚火してると時間を忘れるので気が付けば夜。
「緊急事態宣言出てるよ。」
「何してんの俺たち。」
「大の男たちがさっきから焚火しかしてないね」
「記者会見を見ろ」
そんな不謹慎な会話をしながら延々と焚火をしました。
この日は満月、スーパームーンの夜。
富士山と月が非常に絵になり、贅沢な時間を堪能できました。
前面を跳ね上げた大炎幕のほぼ真下で焚火を6時間位やりましたが、燃えてません。
さすがコットンです。(前面部分のみ)
翌朝は快晴。
コットン部分はしっかりと乾かさないとカビが生えるので、【大炎幕】の撤収は最後に。
ポリエステル部分はどうしても結露が発生するのでこちらもしっかりと乾かしましょう。
収納袋が少し大きめに作られているので、雑に畳んで収納しても大丈夫です。
今回、付属のグランドシートは使用してませんが、このグランドシートはお風呂型になっているので土や草の侵入を防いでくれるなかなか良い物です。
閉め切った室内の写真を撮るのを忘れましたが、コット2つ置いても少しスペースがあるくらいなので、一人使用なら広々使えます。
それにしても相変わらず「ふもとっぱらキャンプ場」は最高でした。
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