山師匠からの言葉

雑記

時短営業ではあるもののやっと大っぴらに酒を飲みに行けるようになり、先日いつものバーで愉快な仲間たちと合流し飲んでいると久しぶりに山師匠に会うことが出来た。

 

 

 

山師匠はいつもカウンターで渋く一人で飲んでいるのでちょっと中座して今の悩み相談に行く私。

 

 

そう、今の悩みとは・・・

 

「先日の甲斐駒ヶ岳でも起こった登山中の膝痛の件。」

 

 

山師匠に相談すると、

「単純に、膝周りの筋肉が足りないんじゃないの?」と。

 

 

自分は週に何回かジムで筋トレもしているし、武道も趣味程度には続けているのではっきしいって一番認めたくない部分を突かれてしまった。

 

師匠にそのことを言った私だが。

 

「山は違う。山で長時間歩行するのは通常の筋力よりもっと違う部分が求められるんだよ」

 

確かに私が日々の運動で使っている筋肉は極めて短時間せいぜい2時間位の運動に対する筋肉である。

 

「本気で山登りする為に身体を変えていくなら、まず食事を変えること。併せて膝周りと太ももとその裏、ここらの筋肉をつけつつ、有酸素運動も取り入れて持久力もつけていかないといけない。」

 

 

この日、一番心に沁みたのが次の言葉。

 

「今までの話を聞いていると○○さん(私)は、常に最短距離を突き進んでいこうとする傾向がある。

これまでの人生もね(笑)。

 

でも山は違うでしょ?

 

回り道して進んでいかないと山頂まで行けないパターンがほとんどだよね。

 

だから山登りをしっかりやりたいなら食事や山登り用の身体造りをする、時間は掛かるし回り道に思えるけど結局はそれが必要なんだよ。」

 

 

ぐうの音も出ない。

 

 

私の人生というか活き方まで師匠は見透かしてくれていた上でのアドバイス。

何十年も山登りをして生きてきた男は伊達じゃない。

 

 

「それと、ストック使って登るのも良いけど、俺はそもそもストック使わないと登れないと思うような山には行かない。

自分のレベルをよく見定めた上でストック無しで登る。

あくまでも何かあった時の為に保険としてストック持っていくなら良いと思うけど。」

 

 

・・・なるほどです。

 

 

ちなみに師匠は私たちが今回断念した「黒戸尾根ルート」も3回は登ったなと言っていた。

 

学生時代は山岳部だった師匠。

 

ぱっと見は007のダニエル・クレイグを優しくした感じで山男のイメージとはかけ離れている師匠。

 

50代の男盛りでみんなの兄貴分の師匠。

 

 

短時間の立ち話だったけど、吸収し活かしていこうと思った。

 

 

帰り際に「雪山はまだ早いよ、遭難するからやめときな(笑)」とのアドバイス。

雪山にちょっと興味出てきて少し調べ始めていた自分の心の奥まで見透かされていたとは!

最高すぎるぜ師匠・・・

 

 

趣味レベルでの登山。どんな楽しみ方が自分にあっているのか?自分はどの程度のレベルまでやりたいのか?

 

とりあえず初心に戻って「楽しいと思える低山」からやり直そうと思った夜。

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