ハイパーライトマウンテンギア(以下HMG)のUNBOUND40(アンバウンド)を買いました。
「身体は一つしかなく月に1,2度しか山に行けないくせに一体何個バックパックを買うのでしょう?」
という嫁の小言がどこか遠くの世界から聞こえてくるようです。
・容量 40L+9L
・実測重量 (Mサイズ)本体680g ベルト140g=820g
(公式重量は853g)
・特徴 サイドポケット大きい、デイジーチェーン使ってカスタムしやすい 等々
年初に奈良県のYOSEMITEさんにて予約注文し、待つこと3ヵ月
ついに到着。
DCHとDyneema stretch meshを組み合わせた堅牢な造り。
同社のWindrider2400ですでに充分な強度があるけど次から次へと新素材を投入してくるHMG
おかげでこっちは財布の紐の開閉に忙しい。
大きな革新ポイントはステー
同社バックパックはこれまで2本ステーだったがUNBOUND40は背中の中心に1本ステーへと変更されてます。
慣れていないからか若干背負い心地に違和感を感じました。
ただ、ステーが1本ではあるが背中部分のパッドがWindrider2400に比べてだいぶクッション性が高くなっていると感じた。
背面のストレッチメッシュポケットは2か所からアクセス可能
素材はDyneema Stretch Meshなので以前のメッシュと比べるとかなり強度が上がっていると思われる。
最近はこのDyneema Stretch Meshが流行っている様子、PALANTE PACKSも採用してますね。
背面
腰ベルトが脱着可能なのがすごく良い。
サイドから
かなり薄くなってます。(バンジーコードを緩めればもっと厚みが出るけど)
同社のこれまでのモデルに比べると縦長になった印象。
心配だったのが同社の「PODS」がちゃんと収納出来るのかどうかでしたが、問題なく収納出来ました。
【ハイパーライトマウンテンギア PODS】パッキングを劇的に楽にしてくれるギア
「あの鬱陶しいマジックテープがついてないのが良い」
が、PALANTEみたいにスナップボタンくらいつけてくれても良かったのでは?と思います。
真ん中の黒い部分にステーが収納されてます。
吹き流しの長さは変わらず長い。
正味49L以上行けそうです。
サイドポケットがめちゃくちゃデカいので簡単に自立します。
このサイドポケットですが試しに「山と道 UL Pad 15+(100cm)」を丸めて入れてみましたが問題なく入るくらいの大きさです。
入手後に怪我をし中々山に行けずだったがようやく先日赤城山にて試してきました。
この日はパックウェイト8kgで試す。
・標高差500m位、トータル3時間ちょっとの登山
使ってて思ったのだがベルト類(ウェビングテープとか)が軽量化の為か細くなっていて扱いやすかったです。
気になっていた1本ステーに対する背負い心地ですが、個人的にはWindrider2400のような2本ステーのほうが背負い心地が良いと感じました。
初めての1本ステーだったので慣れていないということもあったんでしょうけど、終始背中の中心線から若干ずれているような心地悪さを感じてしまったことは否めない。
あくまでも個人の感想ですけどね。
それと縦長になって肩荷重の比率が増えたことも背負い心地に影響があると思った、以前使っていた「山と道 mini2」のようなキュッと締まる感じが見受けられました。
肩荷重が良いのか腰荷重が良いのかは完全に個人の好みによるものなのでどっちが良いとは言えませんが「山と道」の使い心地が好きな人であればあまり違和感なくスッと移行できるのではないでしょうか?
ダラダラと批判ぽいことも少し書きましたが、総じて「気に入っています」。
ただ、好みが分かれるバッグだなと思います。
とにかくHMGのバックパックは格好良いので、この少し独特な背負い心地に早く身体を慣らしてこれからも使っていこうと思います。
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