南アルプスの【鳳凰山】(地蔵岳、観音岳、薬師岳の三山の総称)へ登ってきました。
2023年の夏の猛暑がすごすぎて登山というかアウトドア全般やる気がなかったのですが、ようやく猛暑も和らいできたので友人と重い腰を上げました。
利用したのは「青木鉱泉駐車場」
1日800円×2=1,600円也
トイレはこの先、鳳凰小屋まで一切ありません。
私は2ヵ月ぶり
友人は何と1年ぶりの登山
お互い「無理しないでゆっくり行きましょう」と牽制しあって出発。
ゆっくりとは言っていたものの、やはり友人のペースは速い(笑)。
休憩もろくにとらず、ずんずんと登っていく
1年のブランクを感じさせないスピードに感心。
道は一本道
途中で何本か見事な滝がある
全部の滝が見たければ高度を下げる必要があり、コースタイムも変わってくる
勿論我々はコース外の滝はスルーした
理由は「疲れるから」。
お互い久しぶりの登山で今日の目的は鳳凰小屋に辿り着くこと。
たぶん去年だったら地蔵岳往復まで行っていただろうけど、
もう無理して頑張る登山は卒業することにした。
それにしても登らされます
1000m以上標高上げるので当然だけど、久しぶりの登山なせいか膝がだんだんと笑ってくる・・
遠くに見えるのはオベリスク
ゴールまでもう少し!と奮起
山の中のオアシス「鳳凰小屋」到着!
5時間近くの登山だったけどいつもより疲労感を感じる。
小屋に到着した時の解放感は半端ない
テント場も良さそう
この日はそこまで混んでなくポジション的にも良い所を割り当てられた。
この小屋は夕飯後までライトが点かないので、ぶら下げられるライトを持参して正解だった。
(写真のライトは「HEXAR ランタンUL3」気づけば毎回使っている超使えるライト。
近々このブログに書こうと思う。)
*どうでも良いが、電話予約時に「マスク絶対持ってきて」と口うるさく言われたが、スタッフ含め誰も使っていないという(笑)。
小屋が真っ暗なので外へ出ると、冷えたビールが待っていてくれるサービス。(600円)
美味い・・!
小屋が真っ暗なので宿泊客は皆外に出てきて自然と談話が始まる。
登山中にすれ違った方や別ルートで来た方、70歳で元気に登っていた方やら素敵な方々と夕飯までの2時間以上会話させて頂いた。
登山してると自然と山の話になる。
下界での会話探しなど面倒な事が一切ないから非常に楽で楽しい。
私にとってこの鳳凰小屋は非常に楽しい思い出となった。
17時30分から夕飯 美味い。
夕飯後は「当館名物の談話室にてお楽しみください」とのアナウンス。
すぐに人でいっぱいになってしまい入ることが出来ず。
19:30には友人が座ったまま寝始めたのであわせて就寝。
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4:30
ご来光を見る為に地蔵岳に出発。
朝一からの急登が厳しい。
地蔵岳までの道は砂で滑り非常に登りにくい急登。
振り返ると見事な朝焼けだったのでご来光に期待が高まる。
頑張ったけど山頂はガスガス・・・
オベリスクもガスの先にうっすら見える程度であった・・
この後の観音岳、薬師岳も同じくガスガスで眺望は無し。
帰りは中道を通って下山。
2日目は結局7時間近く掛かって終了したが、1日目より長くてアップダウンも多くてキツかった。
全ての山頂は眺望無しであったが、今回は鳳凰小屋で色々な方とのコミュニケーションが面白かったので良し。テント場では中々味わえないんだろうなと思った。
テント泊も良いけど、小屋泊は荷物も軽いし今後は小屋泊率を高めて楽めな登山スタイルにしようかなと考えさせられた山行でした。
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